ゲッサー - Gösser Pilsner -
ゲッサービールはウィーンで、そしてオーストリア全土で一番人気のビールです。薫り高く適度なこくと苦みをもち、混じりっ気の無い上品な味が特徴です。
ゲッサービール、それはオーストリアで一番親しまれていると言うだけではありません。
1955年5月15日、第二次世界大戦後の米英仏ソ4ヶ国による分割統治を経て、オーストリアが独立を回復した際、オーストリア最初の首相Lepold Figlが歴史的なスピーチを行いました。それは"Österreich ist frei!"(オーストリアは自由になった!)。そして米英仏ソ4ヶ国の代表と条約締結を祝う祝宴で飲まれたのが、ゲッサービールだったのです。
ゲッサービールはウィーンから車で約2時間、シュタイアーマルク(Steiermark)州のLeobenという町のGössで醸造されています。書類に残っている最初の記録は1459年で、Göss尼僧院で「液体のパン」として作られていました。
1860年、マックス・コバーによってゲス尼僧院の一部が買い取られ、新しい醸造工場が造られました。今日のゲッサービール醸造所の歴史は、ここからはじまります。1920年にはオーストリアではじめてパスツール滅菌法(低温滅菌)が取り入れられるなど、新しい技術の導入にも積極的で、醸造所は順調に業績を伸ばしてきました。
ゲッサービールは、醸造所に湧き出すオーストリアでも有数のすばらしい水で作られます。水は、ビールの味わいや香りを左右する最大の要素のひとつです。
ホップはビールの魂とも呼ばれ、香りだけでなく、製品の安定にも重要な役目があります。ゲッサービールには、7メートルもの蔓を持つシュタイアーマルク州のホップが使われています。
麦は、ビールのボディです。大麦にはビタミンやミネラルが大量に含まれており、ゲッサービールはオーストリア産の大麦を100%使って醸造されています。もちろん、副原料は一切使われておりません。
ゲッサービールの持つ適度なこくと苦みは、ビール好きにとってたまらないものです。口に含んだ時の風味、さわやかですが強い味、そして上品な麦芽とホップの香り。
ゲッサービールの醸造所は、本当にささやかな規模です。しかし、選ばれた原材料と伝統的なレシピ、そして最新の技術と細やかな気遣いによって、オーストリアナンバーワンのビールが醸造され、小さな町からオーストリア全土そして日本へ出荷されているのです。
データ
商品名 | ゲッサー ピルスナー |
ビールスタイル | ジャーマン・ピルスナー |
原産国 | オーストリア・シュタイアーマルク州 |
原材料 | 大麦麦芽、ホップ |
アルコール分 | 5.2% |
苦味 | ★★★★ |
輸送方法 | リーファコンテナ(冷蔵) |
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ピルスナー 330ml ボトル | |
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12700円(税込) (1本あたり529円) 商品CD:GS33024
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ピルスナー 30L 樽 | |
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ダーク 330ml ボトル | |
2012年に登場したゲッサービールのダークビールは、わずかに赤みがかった輝きをした深い琥珀色のビールです。その香りはコーヒーやカカオ豆、そしてカラメルを思い起こさせます。味わいは微妙な苦さを残す、穏やかなホップの風味、そして麦芽由来のほんのりとした甘味を備え、濃厚でクリーミーです。 詳細はゲッサー・ダークの紹介をご覧ください。 (現在入荷待ちです。ごめんなさい) |
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